カバラ生命の木とタロット

こんにちは。トリン占いサロン&スクールの吉田ルナです。今年もよろしくお願い致します。

今年初ブログである今回は、私、吉田ルナのライフワークであるタロットのお話をしようと思います。

ライダー版、マルセイユ版などに代表される一般的なタロットカードは78枚あるのはご存知でしょうか?

78ってちょっと中途半端な数に感じませんか?

どうしてこのような数になったかというと、タロットカードはユダヤ教やキリスト教の秘教的思想である、カバラで用いられる「生命の木」にタロットカードは対応しているからです。

生命の木には、10個のセフィラ(複数形セフィロト)と、1つのノンセフィラがあります。セフィラとノンセフィラはパス(小径)と呼ばれるエネルギーの通り道でつながっています。そして生命の木は構成されています。

カバラでは、世界は四世界によって構成されていると考えられます。その四世界に一つずつ生命の木が存在し、重なり合って四層構造になっています。これがどういうことかというと、まず、空を見上げると輝く太陽があります。私たちは物理的に太陽を確認することができますが、それと同時に四世界に存在します。私たちの見ている物理世界の太陽、心理世界の太陽、霊性界の太陽、神性界の太陽と四つの世界に同時に存在しているのです。

ですので、太陽が与えると物理的影響もあれば、曇っている日と晴れている日の気分が変わるように私たちの心理の世界に影響を与える太陽もあります。同じように霊性界、神性界にも太陽があり影響していると考えます。

神性界とは、カバラでは「流出界」=アツィルト界と言います。神のエネルギーが流れ出ている世界です。そして、そのエネルギーが流出界の生命の木を満たすと、その中心から「創造界」=ベリアー界にエネルギーが流れていきます。創造界は言葉通りに創造の世界です。この世界にブループリント、私たちのソウルホログラム(魂の全記録)があります。この創造界はアイデアに満ちた世界です。その生命の木の中心から「形成界」=イエツラー界にエネルギーが流れます。形成界は具体的なイメージの世界です。先ほどの創造界はアイデアがこの形成界で具体的な計画となります。その具体的な計画に基づいて、「物質界」=アッシャー界に物理的に存在します。それは、神のエネルギーが物理世界に顕現したことを示します。

私たち人間も、このプロセスを経てこの世界に存在していますので、私たちは神のエネルギーが顕現した存在と言えます。それに、人は神の似姿として作られています。私たちがこの世に命を受けて生きているということは、神の意思であります。それを望んだのが、神である私ということになります。なので、I am that I am.=私は存在する私である(訳者吉田ルナ注:この言葉の訳は色々な言葉に訳されていて、どういう風に訳をすればいいのか分からない言葉です)私たちは、地上に生きる神ともいえる存在なのです。この世界に存在する私たちの中にも意識することは難しいのですが、流出界(神性界)のエネルギー、創造界(霊性界)のエネルギーを保持しています。

私はタロットを知りたくて、生命の木にたどり着きカバラを学んでいます。カバラは学ぶものではなくて体験するものなので、体験しながら生命の木を学ぶことができたらと思って授業を行っています。

タロットカードの持っている不思議なエネルギーを理解したいなら、カバラや生命の木を学ぶといいと思います。また、カバラや生命の木を知りたいなら、タロットを学ぶことで分かりやすく生命の木の機能を理解することができます。

トリン占いサロン&スクールにてタロットカードと生命の木を学ぶ講座を行います。タイミングが合う時にいつでもお越しください。第3日曜日に開催しています。タロットを深く知ることによって、タロット占いにおけるリーディングが深まっていきます。そして、より高い次元のメッセージをおろしてくることができるようになります。

カバラ、タロット、生命の木に興味のある人は是非お越し下さい。

タロットパスワーク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です